初めて「PILATES」という言葉を目にしたのは十数年前、当時入学したばかりのイギリスのバレエ学校でのタイムテーブルでした。
何と読むのかも、何をするのかも不明なままスタジオに行き、言葉もよくわからずにただ動いていただけでしたが(今思い出せばお恥ずかしい限りですが)エクササイズには新鮮な印象を受け、時々しかないそのクラスが好きになっていました。
その後、帰国してからもピラティスを習いたいと思っていても、なかなか見つからず、実現したのが2010年、当時数名の先生方が日本でフレッチャーピラティスの資格を得たときでした。
そのときもまた、フレッチャーピラティスなどとは知らずに習いに行き1回目のセッションが終わった帰り道、「自分の身体の悩みをいい方向に持っていけるのはまさにこれなのではないか!」と思い、以来ずっとプライベートセッションを受け続けてきました。(ここで習ってます)
まだ舞台に立ち続けていたこともあり、まさか自分がピラティスを教える側になるなんて想像もしていませんでした。
しかし、徐々に徐々にスタミナが向上していて関節周りの柔軟性が増し筋肉も強くなっている、何よりも健康になっているのを実感し始めた頃、ピラティスの奥深さに気付き「もっと知りたい!」と考えるようになっていました。
そして2014年に資格を取得しました。(Fletcher Pilates Comprehensive Course)
フレッチャーピラティスはロン・フレッチャーがダンサーだったキャリアもあったためか、「MUCH WANTS MORE(もっともっと)!」というスピリットがあり、ピラティスは単なるエクササイズではないのだということに気付かされます。
それが探求し続けたい魅力の一つなのだと思います。
ピラティス氏が言ったように「ローマは1日にしてならず」で、(個人差はありますが)多少なりとも時間がかかりますが、継続していくことにより皆様にとっては代え難いものを得ることが出来きます。
そのような皆様を誠意と向上心を持ち、お手伝いさせて頂ければと思っています。